2023年2月23日 13:06:10 更新
石を見るだけで
おおよそのテーブルサイズを見極める方法
The Ratio Methodの続きです。
上記の図のAの直線を1とした時、
Bの直線がその何倍になるかを
目測で判断してテーブルサイズを導きだすのが
The Ratio Methodであることをお伝えておりますが、
前回はBの直線がAの直線の1.75倍になった時
どうなるかを見てみました。
引き続き、Bの直線の長さが変化するとどうなるか
見てみたいと思います。
上図は
Aの直線を1、Bの直線2をとした時
を表しています。
つまり、
Bの直線が、Aの直線の2倍長い時
を表しており、
テーブルサイズを実測して割り出すと
72%になるため、
Aの直線の2倍がBの直線となるときは、
テーブルサイズは72%になると推定できます。
Aの直線の長さの2倍=Bの直線の長さ=72%
Aの直線の長さとBの直線の長さが全く同じ時と
今回のBの直線がAの直線の長さの2倍の時
の2つの図を並べてみました。
Bの直線の長さが
Aの直線の2倍となった時、
つまり、テーブルサイズが54%から72%に変化した時、
ダイヤモンドをフェイスアップにしたときの見え方、
特にテーブルの大きさの変化に気づいていただけると思います。
つづく・・・
マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓