マルキヤ
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ダイヤモンドの査定 パート43 (Cut Grading)

 2023年2月23日 13:06:10 更新

石を見るだけで

おおよそのテーブルサイズを見極める方法

The Ratio Methodの続きです。

 

上記の図のAの直線を1とした時、

Bの直線がその何倍になるかを

目測で判断してテーブルサイズを導きだすのが

The Ratio Methodであることをお伝えておりますが、

 

前回はBの直線がAの直線の1.75倍になった時

どうなるかを見てみました。

 

引き続き、Bの直線の長さが変化するとどうなるか

見てみたいと思います。

 

 

上図は

Aの直線を1、Bの直線2をとした時

を表しています。

 

つまり、

Bの直線が、Aの直線の2倍長い時

を表しており、

テーブルサイズを実測して割り出すと

72%になるため、

Aの直線の2倍がBの直線となるときは、

テーブルサイズは72%になると推定できます。

 

Aの直線の長さの2倍=Bの直線の長さ=72%

 

Aの直線の長さとBの直線の長さが全く同じ時と

今回のBの直線がAの直線の長さの2倍の時

の2つの図を並べてみました。

Bの直線の長さが

Aの直線の2倍となった時、

つまり、テーブルサイズが54%から72%に変化した時、

ダイヤモンドをフェイスアップにしたときの見え方、

特にテーブルの大きさの変化に気づいていただけると思います。

 

つづく・・・

 

 

 

マルキヤ質店 G.I.A. G.G.(米国宝石学会公認鑑定士)蔡 彰訓

 

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