2023年 01月29日
2023年1月29日 22:26:58 更新
石を見るだけで
おおよそのテーブルサイズを見極める方法
The Ratio Methodの続きです。
上記の図のAの直線を１とした時、
Bの直線がその何倍になるかを
目測で判断してテーブルサイズを導きだすのが
The Ratio Methodであることをお伝えておりますが、
前回はBの直線がAの直線の１.５倍になった時
どうなるかを見てみました。
引き続き、Bの直線の長さが変化するとどうなるか
見てみたいと思います。
上図は
Aの直線を１、Bの直線を１.７５とした時
を表しています。
つまり、
Ｂの直線が、Aの直線の１.７５倍長い時
を表しており、
テーブルサイズを実測して割り出すと
６９％になるため、
Ａの直線の１.７５倍がＢの直線となるときは、
テーブルサイズは６９％になると推定できます。
Aの直線の長さの１.７５倍＝Ｂの直線の長さ＝６９％
Aの直線の長さとBの直線の長さが全く同じ時と
今回のBの直線がAの直線の長さの１．７５倍の時
の２つの図を並べてみました。
Ｂの直線の長さが
Aの直線の１.７５倍となった時、
つまり、テーブルサイズが５４％から６９％に変化した時、
ダイヤモンドをフェイスアップにしたときの見え方、
特にテーブルの大きさの変化に気づいていただけると思います。
つづく・・・
マルキヤ質店 G.I.A. G.G.（米国宝石学会公認鑑定士）蔡 彰訓
